こんばんは。
最近になって音楽をより一層真剣にリスニングするための環境を勉強しながら整えています。
色々な音質改善(?)の作業を通じて、得た気づきをこのブログで簡単に綴っていきたいと思います。
電気こそ一番大切な要素
2年ほど前に秋葉原のオーディオ・ショップなる場所へ初めて足を赴いてからというものの、ニュー・ミュージックやジャズのレコードのオリジナル盤などのメディアを収集することに熱を入れてきましたが、ある程度収集が進んでふと気づいたのが自分のリスニング環境でした。
現在のプリメインアンプやCDプレーヤーはDENONのエントリーモデルであるPMA-390reとDCD-755という一番低価格帯のものとターンテーブルはといいますと、かつてバトルDJを志して購入したTechnicsのSL1200mk6です。
フルテックの壁コンセントを導入
機材がエントリーモデルなので、機材を一新することによって音質は格段に向上することは明白です。
ちなみにエントリー価格帯の機材からミドルクラスの価格帯のモデルへのアップグレードは費用対効果が大きいようで、機材の価格帯が上がれば上がるほど、明白な音の違いが出辛くなるそうです。
しかし、ここで一つ気になったのが「自分は果たしてこの機材たちのポテンシャルをフルに発揮できているのだろうか?」といった点でした。
そこでまず見直してみたのが電気です。
自宅のコンセントをパナソニックのコスモカラー・シリーズからフルテック社製のFPX(CU) 壁コンセント/無メッキへ交換してみました。
コンセント・カバーもフルテック社製の重厚なものへ交換します。
ここで注意なのですが、壁コンセントの交換は電気技師の方にお願いする必要があり、資格の無い素人が手を加えると法律違反となります!
パナソニックの壁コンセントと比較すると…
壁コンセントの交換をすると、再生される音楽は別次元のものになっていました。
音場の奥行きが出て、低音が交換前よりも下の方に腰を据えています。
レコードのトラッキング・エラーもなくなってより音源ソースを忠実に再現することも叶いました。
電源による効果の違いを経験できたのは、かなりの財産になりました。
エレキギターのアンプやエフェクターの電源もこれを機にしっかりと勉強して見直していこうと思います。本当に効果がでかいです!!
一昔前は見栄えを重要視しすぎたギチギチなペダルボードを組んでいましたが、もう2度とすることはないでしょう!(笑)
コンセント・ベースは新概念
壁コンセントの交換と同時にお願いしたのが、コンセント・ベースの設置です。
コンセント・ベースとは壁コンセントを支える目的をで壁に取り付るもので、目的としては振動の抑制です。
ピュア・オーディオの大敵はノイズと振動というのが現段階の認識ですが、後者の振動は機材のトランスミッターを筆頭に様々なところで発生しているんです。
もちろん壁コンセントにもその振動は健在で、その振動を抑制しよりピュアな電源を配給することを目的としています。
レコードのトラッキングエラーが激減したのも上記の振動を抑制した結果のかもしれませんね。
オーディオみじんこのコンセント・ベース
今回コンセント・ベースは荒川敬さんが代表を務めていらっしゃるオーディオみじんこ製となるAM-WOS1を導入してみました。
AM-WOS1はフィンランド・バーチという木材を複数枚重ねて接着した後、10cmの厚さまでプレスをし、木目が表面にくるようにスライスをして仕上げたというこだわりの逸品!
塗装は荒川氏自身の手によって丁寧にオイルステインとニスで仕上げてあります。
様々な試行錯誤の末にフィンランド・バーチを重ねるという結論に行き着いた過程など、AM-WOS1の商品ページは音質に興味のある方には大いに楽しんでいただけると思うのでリンクを貼っておきますね。
これぞ自信作!コンセントベースの次期定番モデル AM-WOS1発表!
さらなる振動対策
壁コンセント・ベースAM-WOS1を導入する際に、更なる振動対策になればと思い、ついでにAM-WOS1に東京防音製のソルボセインを噛ませてみました。
ソルボセインはもっちりとした弾力が特徴的なゴムで多少の粘着性があるのも特徴です。
東京防音製のソルボセイン・シートは意外にも大判だったので余ったものは、エフェクターやアンプの振動対策に使用してみました。
以前の生放送でもプロケーブルから購入したソルボセインを紹介しました。
特にエフェクターのマジック・テープの代用として利用するのが個人的おすすめしたいソルボセインの活用法です。
音の芯が肉厚になってリバーブやディレイの効果がより繊細になります!
(激しいステージングの要求される環境には向きませんが。笑)