こんばんは。
先日のLehleのMono Volume 90のご紹介に続き今回は新しいペダルボードにとっての心臓部ともいえる電源(パワーサプライ)を新たに導入したので紹介します。
Strymonのクリーンな電源に感動
これまで使っていた(と言いつつ現在もバリバリ駆動中)ミニペダルボードの電源にはStrymon Ojai R30というモデルのパワーサプライを導入していました。
Strymon Ojai R30は一昨年の導入時のブログでも触れています。
2017/12/06更新 「Strymonのパワーサプライ導入」
約1年の間、Strymonの電源にてエフェクターペダルと向き合ってきましたがStrymonのパワーサプライから供給される電源のノイズの少なさに毎回感動せずにはいられませんでした。
ただStrymon Ojaiは5ポートによる電源配給となっていて1台では最大5つまでしかエフェクターをつなげることが出来ません。
しかしそこで終わらないのがStrymon!
Strymon Ojaiシリーズには24v THRU Outが搭載され、そこから他のStrymon Ojaiシリーズへ接続することでポート数を増やすことが可能なんですな。
その際は駆動用の電源アダプターは必要ないので電源アダプターを付属しないStrymon Ojaiシリーズである「エクスパンション・キット」の販売もしています。
ペダルボード拡張の際もOjaiをもう一台導入することで問題は解決!って訳なんですが、5ポートによる配給のStrymon Ojai R30はレギュラーのミニペダルボードである「Pedaltrain Nano」専用の電源とし、これから組み上げる艦隊(!)専用の電源を導入しようと決意しました。
現場が変わる度にシステムをいちいち解体しては組み直し…なんて時間と労力の無駄ですな(笑)
そこで大きなペダルボードにも対応できる最強のパワーサプライ(?)であるStrymon Zumaに白羽の矢が立ったわけでございます。
Strymon Zumaは9個の高出力を持ちます。1つあたり500mAととんでもなくパワフルです。
これならStrymonのペダルを9つ駆動しても問題なしでしょう(笑)
この高出力はStrymon Ojaiシリーズでも同じ。それがStrymonのパワーサプライ初期導入のきっかけでもありました。
(あとPedaltrain Nanoの背面にしっかり収納可能なサイジングってのも導入のきっかけです)
もちろん拡張電源はアイソレートされていて、配線によるグラウンド・ループを排除します。ここら辺はPedaltrainでは定番(?)のパワーサプライであろうVooDoo LAB社のPEDAL POWER 2 PLUSでも同様。
各電源のアイソレーションは最近のパワーサプライでは必須課題なのではないでしょうか?
ノイズ対策に役立ちますね。
エクスパンション機能ももちろん搭載
先ほど触れた電源の拡張機能。
Strymon ZumaももちろんOjaiシリーズと同様他のStrymon Ojaiを繋げての電源拡張が可能です。
将来ペダルボードが拡張するなんてことが起きても問題なしですな。
ジャズギターリストとしてそこまでペダルボードを拡張する必要性があるか…は疑問ですが、表現の一部としてエフェクター・ペダルを活用するよう捉える事ができるようになった今なら「可能性有り!」でございます(笑)
個人的にはソロギターのギグではいつかこのBen Monderさんのように轟音で音楽を表現したい…とか考えてます。
5:07からのBen Monderワールド全開な感じたまりませんっっ!!
Late Greenは鬼才Theo Bleckmannさんとのデュオも印象的。
残念ながら日本では現在未発売
さて、そんな最強パワーサプライStrymon Zumaですが2019年4月現在では日本での発売は未定となっています。
この度はイスラエルのThe Stomp Shopさんから購入しました。
(Thanks a lot, Nati!)
Strymon ZumaをPedaltrain Classic Jr.へ取り付けるためのマウンティング・キットもStrymonから販売されていて、それも一緒に購入。
マウンティング・キットはオーストラリアの楽器店から購入してます(笑)
Strymon Zumaと同様のミッドナイト・ブルーカラーで統一されたマウンティング・キットも最高に良い感じでございますな。
さてさて、まだまだエフェクター・ペダルが世界各国から我が家にやってまいります。
しばらくはブログもペダルボード製作日誌となりそうですが、ご興味ある方は引き続きお付き合いいただければと思いますー。
それでは、また。