こんばんは。
本日はレッスン後に生徒さん達とパット・マルティーノさんのライブを鑑賞しに丸の内のコットンクラブへ足を運んできました。
(ご一緒した皆さん、楽しい時間をありがとうございました!)
ドクターストップによる公演中止
ご存知の方も多いと思いますがバット・マルティーノさんの来日公演は本来、今年の5月8日〜11日に予定されていましたが、バット・マルティーノさんの体調不良のためドクターストップとなり急遽公演中止。
このニュースを知った時は心配しましたが、しっかりと復活!
パット・マルティーノさんは脳動脈瘤の手術にて記憶を失っておりまして、数年間のブレイクが歴史としてあります。そんな事を思い出させてくれるニュースでしたが、そのブランクの歴史にて一つ有名なある逸話があります。
それは自分のレコードの演奏を聴いて再びギターを学習したといったもの。
実際のところこの逸話は本当ではなく、手術の療養のため両親のいる実家で過ごしていた時に父親がレコードをリビングルームで繰り返してかけていて、それが2階にあるパットさんの部屋まで聞こえていただけのよう。
「過去には執着しない」的なパット・マルティーノさんの発言もありますしね。これは潔くて個人的にとても好きな感じです(笑)
ライブを鑑賞して…
John Coltraneの「Impression」にて幕を開けたパット・マルティーノさんのライブ。
初めの1音でノックアウトされました。
この「最初の1音現象」は世界のトップである一流のアーティストの演奏でもれなく体感する現象で、パット・マルティーノさんの「タイム感」の良さと「ニュアンスの幅」.には驚かされました。
これまで盲点だったのがお恥ずかしい位本当にニュアンスがよい印象。
いつぞやの記事にて「ニュアンスを意識して練習している」と語っておられたのでそれを体感できたのは貴重かなと。
(ついでに握手できたので、本当に”体感”もしてきましたが。笑)
リズム感とかニュアンスって結構軽視しちゃったりしますよねー。
気合い入れ直して「ニュアンスを鍛える方法」や「タイム感を鍛える方法」などを模索したいと思います。
分かり次第YouTube生配信なんかで拡散したいと考えていますのでお楽しみに。
にしてもパット・マルティーノさんの年齢を感じさせないしなやかなギター裁きに惚れ惚れしました。
これも妻の「アヤコさん」によるマネージメントによるものかと。
ミュージシャンといえど身体は資本っすね。ギターの練習もなんですが気合い入れて栄養学やらも学ぼうかな?と思う永井さんなのでした。
それでは、また。