Lage Lundさんの新作「Terrible Animals」
- 公開日 2019/03/19
- 最終更新日 2019/03/24
こんばんは。
最近ブログ放置気味でしたがちょこちょこ更新したことがあるのでお知らせがてら更新しておきます。
Terrible Animalsがやってきた
Lage Lundさんの新作Terrible Animalsが先日届きました。
エフェクティブなサウンドアプローチを効果的に楽曲へ活用していて、個人的にとても好印象な一枚です。
意味のあるエフェクトって感じですかね。
そして気になった点はハーモニクスを効果的に使った演奏を確立せている点ですかね。
m.4のHaitian Balladなどで新しいギターの可能性を堪能できます。
ちなみにHaitian BalladはLage LundさんがJochen Ruckertのバンドでハイチをツアーしていた際に激しいストームに見舞われ、そのイメージからの作曲のよう。
美しいイントロから一転、楽曲終盤の水に濡れたようなエフェクティブなギターサウンドが荒れ模様のハイチの様子を表現しているように感じます。
本人曰く、「20分で書き上げた」一曲だそうです。
それと、ハーモニクスを活用した演奏はBill Frisell氏が代表的かと思います。
それにしてもBill Frisellさんって独特ないい演奏しますよねー。
Miles Okazaki氏の著書Fundamentals of Guitarでは冒頭部分にハーモニクスの可能性についての言及があります。
ハーモニクスを効果的に使ったLage Lundさんの演奏はギターの演奏の可能性を新たなステージに押し上げるきっかけとなると確信しています。
アルバムタイトル | Terrible Animals |
参加ミュージシャン |
|
楽曲 |
|
録音日 | 2018年 4月 26日 |
ギターレッスン動画を更新
先日YouTube生放送を2回ほど放送しました。
一つは生放送ギターレッスンの新シリーズとなるジャズギターの練習方法について。
前回は何よりも大切な楽曲の選定について解説しました。
もう一つはLage Lundさんのギターソロを分析するという内容の会員放送です。
(一部はYouTube上で公開していますが、フルアーカイブと資料の配布は有料会員限定コンテンツとなります)
今回はRon Carter氏による作曲のKeystoneによるLage Lundさんのギターソロを分析しています。
KeystoneはKey of Cのブルースでオリジナル収録盤はJoe Henderson氏のアルバムMirror, Mirrorですかね。
2013年の録音ですが当時のダークカラーなLage Lundさんのアドリブソロもかなりの仕上がりで個人的にも研究用ソースとして興味津々なテイクです。
ちなみにLage LundさんのKeystoneのギターソロのTranscriptionを販売していますので興味ある方は是非。
それでは、また。