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マリアシュナイダーオーケストラ@BLUENOTE TOKYO

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  • 公開日 2017/06/09
  • 最終更新日 2017/06/11

こんにちは。

昨晩は数年ぶりにマリアシュナイダーオーケストラの演奏を鑑賞しにブルーノート東京へ行ってまいりました。

暖かいサウンド

マリアシュナイダーオーケストラの楽曲や演奏に対して個人的に抱く印象はいつも一緒で、どこか暖かくなんだか懐かしい。

その訳は独特な音のビルドによるアレンジによるもの?

などとまたどうでもいい事が頭をよぎってしまいます。

これも職業柄仕方ない事だとは思うのですが…(笑)

奇才ベン・モンダーのギタープレイ

前回マリアシュナイダーオーケストラの演奏を鑑賞した際はギターにラーゲ・ルンド氏を起用していました。

リリースされた最新作「Thompson Fields」にもラーゲ・ルンド氏がギターで参加しています。

ベン・モンダー氏はマリアシュナイダーオーケストラに古くから在籍していたいわばオリジナルメンバーの一人。

そんなベンモンダー氏のあらゆる表現テクニックが光る今回の公演でもありました。

一人で黙々と練習するベン・モンダー氏

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今回のエフェクター

ベン・モンダー氏のペダルを撮影してきたのでご参考にしてみてください。

今回のベン・モンダー氏のエフェクター

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StrymonのリバーブペダルBlue Skyを巧みに使った残響の表現はさすがといった感じでした。

もちろんベン・モンダー氏のお気に入りであるラック型リバーブの名機レキシコン lxp-1もマウントされていました。(私もかつて氏に憧れ、レキシコン lxp-1のオーナーにもなったのですが管理が大変だったので手放してしまいました。)

とても鋭角的なサウンドで暗闇の中を突き刺すクリスタルのようなトーンで雰囲気の演出に徹したり、ワイドストレッチなコードフォームによるクラスターなコードサウンドでのコンピングも使い所が秀逸。

最新作Thompson Fieldsのタイトル曲であるThompson Fieldsではベン・モンダー氏によるギュインギュインなRATによるファズサウンドでのギターソロも堪能できました。

ギターを抱え込むようにして「これでもか!」といわんばかりにウネリをあたえていて、冷静なコンピングのモードとは一転したアヴァンギャルドかつバイオレンスなギターソロを展開。

ベン・モンダー氏の表現者としてのポテンシャルを初めて生で体感した永井は感動を覚えました。

まだ公演の日数もあります。

是非ブルーノート東京へ足を運んでみてください。大変にオススメな公演です。

マリアシュナイダー ブルーノート東京公演 2017

Cheers.