こんばんは。
先日とある経緯でHenry Greenというイギリスのアーティストを知り、すっかり彼の音楽性に魅了された永井です。
Henry Greenとは…?
イギリスはブリストルを拠点とするアーティスト。
若干22歳でありながら、繊細なヴォーカルとエレクトロニクス/アコースティックを高次元で融合させた深みのある音楽性を確立している。
2013年にHenry GreenがカバーしたMGMTの「Electric Feel」をリミックスしSoundCloudにアップしたことから注目を浴び始め、2018年には待望の1stアルバムが「Shift」がリリースされる。
Henry Greenの音楽を知るきっかけとなった一曲が「Another Line」と言う曲なんですが、これがまた大変に良い。特にコーラスでの展開が良い!
コンポーザーとしての魅力と共に注目したいのが、スモーキーでハスキーなHenry Greenの声とギター演奏のスキル。
絶妙な音の重なりによるコンピングは彼の歌い方に似た「さり気なさ」を感じる。
2015年のライブ映像ですが大変に良い雰囲気です。
Henry GreenのDo You Knowも先ほどのAnother Lineに似たコーラスでのどっしり感が心地よい。Lage Lundのコンピングのように効果的な演出。(急にジャズギターで例えてみる。笑)
Beach Houseというアメリカのバンドも昔から好きでよく聞いていましたが、どこかサウンドが似ているような…。
もの憂げなこの感じが好きです。
イギリスのベッドルームから現れた天才といえば、エレクトニカ界のモーツァルトAphex Twinの存在も忘れられない。
1992年にテクノミュージックの歴史を変えた一枚「Selected Ambient Works 85-92」をリリース。「Selected Ambient Works 85-92」はいつ聞いてもそのシーンに合わせて新鮮な感じがしてしまうから不思議です。ある意味の「ベーシック」なのだと思う。
かつてはエレクトロニカ音楽に本気でのめり込んだ時代もありました。アーティストとして活動したい!と渇望したりしてました。
その時代に得た感覚も大切にしていきつつ、これから音楽性の幅を少し広げてもいこうと思う永井です。
それでは、また。