こんにちは。
新たな教材アイデアを発掘するために所有している教則本や教材ビデオを漁っていました。
Ben Monderの教則ビデオ
Ben Monderさんといえば「知る人ぞ知るといった存在のギターリスト」といった感じでしょうか?
マニアックな世界観なので聴く人を選ぶのもあってか、キャリアの割に認知度が今ひとつな印象。
ストイックな姿勢が思いっきり感じられるギターリストでもあり、その分リスナーも熱量を持って聴くことを要求されるような印象があります。
そんなBen Monder氏の貴重な教則ビデオが「MMMC」(My Music Master Class)より発売されていまして、そのビデオからまた大きなヒントを得たのでシェアします。
音の変化と音程
昨日視聴してしたのはBen Monder氏による教則ビデオのVol.2で、内容としてはサウンドの拡張方法などに触れている内容となっています。
まず1つ目はドロップ2コードのクオリティーチェンジです。
従来のドロップ2コードサウンドを斬新なものに変化させるために特定の音のみをいじっていくといったシンプルなアイデアなもの。
そして2つ目はインターバリックな視点によるコードのアイデアです。
Ben Monderさんはクローズな音程から、オープンな音程まで紹介していますが、オープンなインターバルのアイデアは演奏者によっては不可能なものも多いかと…(苦笑)
上記の法則によって生み出されたコードたちを対位法や代理和声を用いて水平的なメロディーに昇華させる方法やジャズスタンダードに当て込んだ演奏例なども披露していますが、これがまたとんでもない。笑
気になる方は下記リンクからチェックしてみてください。
BEN MONDER (GUITAR) – VIDEOS 1, 2 & PDF BUNDLE
インターバル(音程)の意識も音型の意識もコードに限らず、シングルラインのアイデアに昇華が可能なものです。この点を強く意識しているのはやはりLage Lundさんでしょう。
久しぶりに練習欲がフツフツ…。
それでは、また。