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歌謡曲から学ぶべきニュアンス

歌謡曲,昭和,はっぴぃえんど
  • 公開日 2017/06/26
  • 最終更新日 2018/04/19

こんばんは。

最近はモータウンと並行して歌謡曲をよくリスニングしています。

これは音楽に対しての感受性や知識を高める為のある種“お勉強的な”リスニングではあるのですが、そんなつもりで聴き始めた歌謡曲の魅力(まだまだ浅はかな物ですが)にすっかり取り憑かれてしまいました。

当時重要となったのは音色

当時のスタジオミュージシャンに特に要求されたのはテクニックや譜面の読解力はもちろんですが、音色のキャラクターの幅広さだそうです。初見の曲を1曲1時間単位でバンバンレコーディングしていく、いわば職人といった感じですね。
その為アルバムは1日単位でレコーディングされていたという凄まじい環境の中、後世に残る数々の名盤がリリースされていきました。

もちろんそのような環境なのでテクニックがあるのは当たり前の話。その為、音色には当時のスタジオミュージシャン達もかなりこだわりを持って接していたようです。
(ギタリストの視点でお話ししています)

そういった側面から当時の曲を聞き返していくとしっかりと曲の雰囲気にマッチさせた演奏がそこには有ります。

日本語による歌詞の細かなニュアンスなどしっかりとした意味合いを理解しつつ音色やそこにある音楽を味わう。特に歌謡曲の歌詞は良い。純粋な日本語での表現が美しいです。

つい忘れていた大切な音楽のリスニングの姿勢を思い出すいい機会にもなりました。

個人的な好みは井上尭之バンドが演奏を務めた時代の沢田研二さん。
当時のジュリーは色気がありすぎる。

Cheers.