皆さん、こんばんは。
前回のトラベラーギター改造日記にて塗装編をお送りしました。
今回から電装系の作業について綴っていきたいと思います。
まずはパーツを振り返ってみましょう。
2016年の改造で使用したパーツ
まずはワイヤーから。
2016年のモデルではアメリカンクロスワイヤーという配線材を使っていきました。この白いワイヤーをホットに使っていきました。
ベルデンのワイヤーはコールドの配線材として使用していきました。
白がホットで黒(ベルデン)がコールドと視覚的にわかりやすい形にしてみたかったというのもあります。
(配線は初めてのチャレンジだったので白黒でわかりやすく…ってのも大きな理由ですw)
コンデンサにはサウンドハウスにて購入したモントルーのRetrovibe Cap “F64”を使用していきました。
使用したハンダはKesterの282という型番のもの。
Kesterの軍事企画285モデルの姉妹品にあたる一品のようで、Kester 44よりも音の解像度が高くワイドレンジのサウンドが得られるそうです。
ポットはAll Parts JapanのAカーブポット(250K)を使っていきました。
(サウンドハウスでは現在販売中止のようです)
トラベラーギターのギリギリなザグリにはこのサイズ規格のポットしかマウントできませんでした。汗
そのため配線もかなりタイトな作りになっています。
導電塗料はアースラグにてジャックのコールド側に接続してグラウンドしています。
2017年モデルでの改造パーツ
今年はビンテージに注目しワイヤーとハンダはビンテージのものを使用していきます。
マテリアルはKGRharmonyの福嶋さんにご提供いただきました。
(福嶋さんありがとうございました!)
ワイヤーはウェスタンエレクトリックの40〜50年代のものだそうで、より線の珍しいものだそうです。
ハンダはKesterのビンテージハンダResin-Five。こちらは50年代の一品。
今から60年ほど前のものとは…ジワジワと感動します(笑)
他のマテリアルは2016年のまま引き継いできいます。
サウンドの検証はビンテージワイヤーとハンダはどう音に作用するのか?といった観点でのレビューとなりそうですね^^
今回もトラベラーギター改造の動画を日記的に作っています。ご視聴いただけると永井は喜びます。笑
今後は講座動画もアップしていきますよー!
今日も皆さんにありがとうを。
Cheers.