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音楽教則本との向き合い方

ジャズ,教則本,
  • 公開日 2015/08/07
  • 最終更新日 2018/08/10

今回は音楽教本との向き合い方を私なりの解釈でお話しさせていただきたいと思います。
何のための音楽教本なのか
まずはこのポイントをはっきりさせておきましょう。何のために教本を買って練習するのかという点です。世の中には様々な教則本が存在しています。内容もざっくりなものからすごく細かいものまで沢山ですよね。先日のブログで自分の好みを理解していると学習に有利といった事を軽くお話ししました。
教本の方向性と性格
もちろん教本にも方向性があります。この方向性をご自身の好みと擦り合わせるわけです。
例えばこれなんかは早弾き。これはコード。これはジャズの曲の理解に有効です。マニアック(マニアックといっても色々ありますが…)なソロアプローチならこれとかこれ。コルトレーンチェンジならこれなどなど…。

(これこれすみません…w)

教本を買ってほぼ集めて終わりだった私は過去のそんな自分から多くを学びました。(はい、私は結構な教本マニアですw)もちろん教本を手にしたらもっと違う方向性の内容も知りたくなって…みたいな事もありました。この場合は「教本が教えてくれた事」としてポジティブな方向で処理しいます(笑)
実用性のある物を選ぶ
実際のフレーズがどのような構造になっているのか?を知る事が大切だと思ます。実際のフレーズを同じように弾けてもそれを自分なりに消化するにはやはりその演奏の元となるアイデアやアプローチを紐解いて自分の中に落とし込む必要があります。私のレッスンではその核なるアイデアに注目してカリキュラムを作成しています




オススメの本として2冊ほどここでご紹介させてください。ジャズ演奏の教則本ではありますがこの本この本はその点(フレーズ構築のためのアイデアの解説)を踏まえた良書だと思います。(どちらも英語版のみ)
教本の全てをこなす必要はない
たった数ページでも発見があったらその本は手にして正解だったと言えるでしょう。とにかく言える事は取り組む本人が楽しいのであれば全く問題ないんです(笑)自分の中にアイデアを落とし込むヒントだったり、自分の学習の方針を持たせるためであったりなど、教本を音楽を学ぶことを楽しむためのツールとして取り入れてみてはいかがでしょうか?

この記事が皆様のお役に立てればと思います。最後までありがとうございました!!


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