検索フォームではホームページ内の全ての記事を文章中の単語から検索することができます

ギターの指板上の音を理解する練習方法

ギター,演奏,画像
  • 公開日 2015/09/03
  • 最終更新日 2016/02/25

ギターの指板の音を理解する

今回はギターの指板の構造を理解するために特に有効なギターの指板上の音の把握練習方法をご紹介します。
ギターの指板上の音をピアノのように整理する練習
ギターという楽器は指板上のドの音1つ取り上げても6弦-8f,5弦-3f,4弦-10f,3弦-5f,2弦-1f,1弦-8fと1〜12フレット以内に指板の可能性を限定しても様々な場所に点在しています。

(ギター指板上のドの配列)

ギター,指板,音,ドの音,配置,

上記の指板図の黄色文字は下第一線のドの音、対して赤い字は第3間のドの音を示しています。

指板図だけでなく下記のTAB譜面でも確認してみましょう。

Guitar Fundamental Training1
そしてすべてのフレット番号に12を足すことでそれぞれの弦の1オクターブ上のドの音になります。
(例:2弦-1fは2弦-13fにすることで元の音の1オクターブ上の同じ音となります)

Guitar Fundamental Training1




メトロノームと一緒に指板上の音を引き出す

練習の行程は以下のようにしていきます。簡単ではありますが練習法をまとめてみますのでご参考にしてみてください。
指板上で自分の苦手とする1音をピックアップして練習する
読譜練習、曲の練習、コードトーンの練習などで音名と指板上での音の場所が不透明だった部分を徹底して練習するようにします。
ギターの弦のグループ化による効率的な指板の音の把握練習
ギターの指板上にある音を弦のグループ化で整理してみましょう。6-5弦、4-3弦、2-1弦の2本ずつのペアにしてまずは2つの弦のみでギターの指板上の音を練習していったり、6-5-4弦と3-2-1弦のグループに2分して3つの弦ずつで指板上の音の理解を深めていき最終的には6本の弦を一気になぞるように練習していきましょう。

練習時のテンポの設定

初めてのギターの指板上にある音を理解する練習に取り組む際はメトロノームのテンポ設定は大げさなくらいゆっくりからスタートすることをオススメします。ゆっくりなメトロノームの中で練習するときは6弦での指板上にある目標の音を出したら即座に5弦上にある次の目的の指板上の音へ目をやります。さらに余裕があったらギターの指板上の◯弦◯◯フレットは◯の音といった内なる声(心の声)を唱えるといいでしょう。
こうして、自分の中でのギターの指板上に存在する音に対する存在意識をた高めていって練習するようにします。
Guitar_Fundamental_Training3


今回紹介した指板上の音の把握練習を続けることでギターの演奏力は確実に高まります。特にアドリブソロなどの演奏では「自分が今指板上の何の音を弾いているのか」ということをを演奏中に把握できることが大切です。
ギターの指板の構造理解と音の把握は必ず役に立つ能力ですので苦手な音を発見した時は今回紹介した方法で練習してみてください^^

今回も最後までありがとうございました。

・基礎力のアップに確実につながるJohn Damian氏のユニークなギター教本(初級〜上級者向け)


横浜、川崎、武蔵小杉のギター教室 / 永井義朗 ギター教室

ギターレッスンのお問合わせはこちらからお待ちしております。

【ギターレッスンの詳細ページへはこちらから】
guitarlesson