Kurt Rosenwinkelのギターアドリブフレーズ研究 5
- 公開日 2016/10/01
- 最終更新日 2018/08/30
今回のジャズギターレッスンブログではKurt Rosenwinkel氏のギター アドリブフレーズを研究/分析していきたいと思います。
今回のKurt Rosenwinkel氏によるギター アドリブフレーズはKurt Rosenwinkel氏の初期作「The Next Step」に収録された「Minor Blues」というE♭マイナーの楽曲をピックアップしKurt Rosenwinkel氏のギターアドリブフレーズを研究していきます。
Kurt Rosenwinkel研究 参考盤
それでは今回のKurt Rosenwinkel氏のギター アドリブフレーズを確認してみましょう。
Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | 参考譜面
E♭マイナーのブルースでありながらAM7 – Am7とフックを効かせてE♭マイナーへ向かっていく少し変わった曲構成となっています。
今回はAM7とAm7上での展開を研究していきます。
add9アルペジオでのアドリブフレーズ展開
1小節目ではAの1-2-3-5の音のみをピックアップしたAadd9音型でのアプローチとなっています。9thがミックスされたAトライアド捉えると良いと思います。
9thが加えられたため非常にソリッドで透明感のあるフレージングとなっています。
Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | Add9音型
5度インターバルのアドリブフレーズ展開
Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | 5度積みフレーズ
アドリブフレーズ序盤の5度音程積みはJonathan Kreisberg氏やMike Moreno氏などがよく使うフレーズビルドですね。
コードの挿入
アドリブフレーズ2小節目ではAマイナーへとアドリブフレーズを転化しKurt Rosenwinkel氏はアドリブフレーズを展開しています。しっかりと