今回のジャズギターレッスンプログではGilad Hekselman氏のアドリブフレーズを研究していきす。
Gilad Hekselman氏のジャズギターアドリブ演奏で特に注目したいのが丁寧なダイナミクスとなめらかなギターのアドリブラインです。
その点はGilad Hekselman氏の実際のギター演奏を聴き込むようにして学習してください^^
それでは今回のジャズギターレッスンブログも最後までよろしくお願いします!
メロディアスなGilad Hekselman氏のアドリブ演奏
アドリブソロでフレーズがスタートしているのを感じさせないGilad Hekselman氏のギターアドリブ演奏。
メロディーを大切にするGilad Hekselman氏のギターアドリブ演奏はとても好感が持てます。
アドリブフレーズの冒頭を聴いただけでどの曲かすぐわかるようなギターのアドリブラインですね^^
アドリブフレーズ全体を通してGilad Hekselman氏はモチーフを大切にしながらギターアドリブ演奏を展開していきます。
スケールライクなアプローチ
Gilad Hekselman氏のギターアドリブフレーズは、音型を多用するものではなく
どちらかというとスケールライクなライナーなアプローチです。
ライナーな要素の多いアドリブフレーズを飽きさせないように演出できるのは、Gilad Hekselman氏の持つ幅広い抑揚と表現力によるものです。
ダイナミクス
Gilad Hekselman氏のギター演奏を特徴付けるポイントとして大切なのがダイナミクス。
Gilad Hekselman氏のアドリブフレーズの表現力を模範するには、まずダイナミクスを極端に表現するように練習すると上手くいくと感じます。
小さい音はとことん小さく、大きい音はとことん大きく。
それらをなめらかに繋げていくようにギターでアドリブ演奏をしましょう。
ダイナミクスはアドリブ演奏以外にもギターを演奏する際には必ず必要とされる重要なファクターですので是非意識して練習されることをオススメします^^
カウンターポイント
Gilad Hekselman氏のギター演奏スタイルを語る上で切っても切り離せない要素がカウンターポイントです。
今回のGilad Hekselman氏のアドリブフレーズ内に散りばめられたカウンターポイントに注目していきましょう。
Gilad Hekselman氏は3小節目でC音を伸ばしながらD音とF音を追加しています。
これはDm7の5度抜きのコードを表現していて、よくギターで抑えられるコードフォームになりますね。
是非TAB譜で確認してみてください。
4小節目でGilad Hekselman氏はCM7コードに対してC音(ルート)をカウンターライン的に演奏しています。
トップでは曲のメロディーを広げていったモチーフのアイデアを持続させながら、ベースで違ったメロディーにてアドリブフレーズ展開しています。
5小節目ではベースのリズムに3連符を採用し抑揚に変化をつけています。
Gilad Hekselman氏のアドリブフレーズを研究すると表現するということを再認識させられます。
Gilad Hekselman氏がメロディーの方向性を大切にしているのが伺えますね。
7小節目〜8小節目では5小節目に展開した3連符のアドリブラインを引き継いだ感覚でGilad Hekselman氏はアドリブフレーズを展開していきます。
Gilad Hekselman氏のアドリブフレーズはストーリー性が本当に高いですね。
3連符のラインを経て次なるセクションの頭へアドリブフレーズは展開されていきます。
Gilad Hekselman氏が2つのラインを同時に聞き分ける能力の開発をしたことを伺うことのできるアドリブフレーズですね。
演奏のポイント
Gilad Hekselman氏のアドリブフレーズのようなカウンターポイントを演奏するポイントは、まず小指や薬指を高音に残しながら低音のを演奏すると良いと思います。
そのポイントを意識しながら今回のGilad Hekselman氏のアドリブフレーズを模範してみてください^^
DVDではGilad Hekselman氏自らカウンターラインに関するレクチャーをしています。
Gilad Hekselman氏のギター演奏を紐解くヒントが数多く収録されています^^
ブレないアドリブ演奏のテーマ
Gilad Hekselman氏のアドリブフレーズからは一つの大きなコンセプトを感じることが多いです。
「上行する」「下降する」「反復する」「転回する」
などとってもシンプルなものをコンセプトにしアドリブフレーズを展開しているように感じます。
シンプルなコンセプトだからこそメロディアスなアドリブフレーズを展開できます。
リック(フレーズ)では無いアドリブフレーズの構築はジムホールやビルフリゼールなども参考になりますね。
コンセプトはシンプルに!
アドリブ演奏はメロディアスに!!
Gilad Hekselman氏の演奏が気になる方は、まずGilad Hekselman氏のギター演奏のダイナミクスやタメ感、音の出るタイミングなどを徹底して真似する練習をされるのをオススメします。
今回も最後までありがとうございました!