明けましておめでとうございます。
今年初めのギターレッスンブログは「効率的なペンタトニックスケールの学習方法」について解説したいと思います。
基本的な理論
ペンタトニックスケールは5つ音からなるスケールで、基本的にトライアドの3音と2音のテンションノートから成り立つスケールです。
仮に「マイナーペンタトニックスケール」はマイナートライアドに11th(4th)と♭7thをプラスして構成されると捉えます。
ペンタトニックスケールは基本的にトライアドから成り立つと考えるのがポイント。
形で覚えても良いですが、長期的な視点で考えると効率が悪いので避けましょう。
ここからは具体的にペンタトニックスケールの練習方法の一例を紹介します。
トライアドとテンションによる練習方法
トライアドのインストールから始めることは言うまでもないです。
トライアドの学習の後はテンションノートを1音プラスし、トライアドをadd11やコードトーンなどのフォーマットへ変化させ、練習をしていきます。
まずはCマイナートライアドに11thをプラスして練習してみましょう。
続いて、Cマイナートライアドに♭7の音を探しながら練習していきます。
さらなる可能を考える
上記の練習でマイナーペンタトニックスケールを音楽的に把握できたら、サウンドを発達させてみましょう。
ここからは過去に動画にて解説した、マイナーペンタトニックスケールをオルタード的に演出する考え方を元にさらなるサウンドの可能性を研究していきます。
SUS4トライアド
マイナーペンタトニックスケールはsus4トライアドと相性がよく、John Coltraneをはじめ、Kurt RosenwinkelやLage Lundなどのコンテンポラリーな演奏家も活用しています。
ではCsus4トライアドの練習方法を確認しましょう。
(詳しくは私が書き上げたトライアドエクササイズ教則本にも掲載があります。)