今回のギターレッスンブログはメトロノームを使ったリズム練習法をご紹介します。
今回ご紹介するリズムトレーニング法はメトロノームのパルスを減らしていき、自分の中でテンポキープするというリズム練習法です。
今回はギターでのデモ演奏としてチャーリーパーカー氏のBillie’s Bounceのテーマを色々なパルスの上で演奏してみました。
全てのギターデモ演奏はテンポ♩=180で演奏されています。
メトロノームトレーニング
まずは4分音符の全てにメトロノームのパルスを配置した基本のリズムトレーニングです。
次の練習ステップではメトロノームのパルスの数を半分にしてみます。
まずは1拍目と3拍目にリズムのパルスを配置します。
このリズムパルスの配置で演奏をすると1〜3拍目のリズムパルスに吸い寄せられていくような感覚を覚えます。リスニングしてみてもお分かり頂けると思います。
次に2〜4拍目にリズムのパルスを配置して練習してみます。
これはよく耳にするリズムトレーニング法ですね。
裏拍のリズムにフォーカスすることで大きくゆったりしたノリが出てきます。
このリズム練習法は裏拍へ合わせるように演奏するのでは無くリズムパルスが無い1〜3拍をしっかり感じながら練習することがポイントです。
次の練習ステップではメトロノームのビートを1/4に落として1拍のみにリズムパルスを鳴らして練習してみましょう。
まずは1拍目のみにリズムパルスを配置し練習してみます。
一番初めにご紹介したメトロノームを全ての拍で鳴らすリズム練習例とは聴こえ方がかなり変わってきましたね。
ほとんどの領域が空白となっているのでゆったりと感じることができます。
次に2拍目にメトロノームのリズムパルスを持ってきます。
1拍目のみにリズムパルスを配置した練習例よりスピード感が出てきましたね。
続いての練習では3拍目にメトロノームのリズムパルスを持ってきます。
2拍目にリズムパルスを持ってきた時よりもゆったりとした大きいノリに変化しました。
リズムパルスの配置だけでも印象をだいぶ操作できることが伺えますね^^
最後に4拍目にのみリズムパルスを持ってきます。
まるでBillie’s Bounceのテーマのメロディーとメトロノームが会話しているように聞こえてきます(笑)ここまでご紹介してきたリズム練習の中では一番の難易度になりますので順番に練習してみてくださいね^^
今回のギターレッスンブログはリズムにフォーカスしてお送りしてきましたがいかがでしたでしょうか?
今回のリズムトレーニングはリズム持久力に効力のある練習法です。
このトレーニングを継続することご自身の中のビートの安定力を高めることが可能だと思います。
今回はチャーリーパーカーのBillie’s Bounceを使って練習法の解説を進めてきましたが、もちろん皆さんのお気に入りの楽曲やスケールを使っても良いと思います。
(メロディーや音階があればなんだってOKです!)
今回のギターレッスン記事が参考になれば嬉しいです。
おすすめの教則本をご紹介しているページにてリズムものを集めたコーナーもあるのでそちらも併せてご覧いただけばと思います^^
最後に…
記事をシェアしていただけると励みになります!!
今回も最後までありがとうございました^^