ジョンスコフィールドのソフトリー
今回のジャズギター講座はコンテンポラリージャズギターリストジョンスコフィールド氏の素晴らしく勢いのあるギター演奏を収めたジョンスコフィールド氏のアルバム「Live 77」からSoftly As In A Morning Sunriseのテーマから全コーラスでのギターソロの完全コピー譜をアップします。
ジョンスコフィールド氏は現代のジャズギターのメインストリームプレイヤーの2世代ほど前(私の中では1世代前はKurt RosenwinkelやJesse Van Rullerの世代)に大きな流れを作ったジャズギタープレイヤーです。ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
今回アップしたSoftly As In A Morning Sunriseのコピー譜面からはジョンスコフィールド氏のギター演奏の持ち味/プレイスタイルを存分に味わう事ができ、大変参考になる演奏が収められているコピー譜面です。
ジョンスコフィールドといったらコンディミ?
コンディミはジョンスコフィールド氏の代名詞のような感覚で使われたりします。
ジャズギター界に留まらず様々なギター界に影響を与えたのもジョンスコフィールド氏の演奏(特に初期の演奏)を聴いたら頷けることでしょう。
ジョンスコフィールド氏特有のウネウネしたコーラスと歪みのかかった毒々しいギターでのコンディミサウンドは一度ハマったら中毒性があるので注意しましょう(笑)
そのウネウネのうなりを作り上げる要素としてコンディミを想定してのフレーズビルドのアイデアが使えます。
(ジョンスコフィールド風コンディミのフレーズメイクのポイントは次の機会でご紹介しようと思います)
➡︎【2015年8月17日にJohn Scofieldのディミニッシュ研究の記事をポストしました】
今回のジョンスコフィールド氏のギターソロのコピー譜面をアナライズしていただければコンディミの使い方の大体は理解できると思います。
今回のコピー譜面では大変わかりやすくジョンスコフィールド氏はコンディミを使っています。
中にはギター上で図形のごとくコンディミをシンプルに上行するだけ…なんてのもあります。
ですがそこはさすがのジョンスコフィールド先生。音楽センスが光ります(笑)
セオリーからの脱却、歌わせ方。アナライズではこれらを見極めるのも大切です^^
ジョンスコフィールドの無料ギターコピー譜面絶賛配布中!!
同時期(今回の譜面の演奏より少し後ですが)の毒々しいギターサウンドを使ったジョンスコフィールド氏によるAutu○○ Le○vesのギターソロコピー譜面も用意があります。
コピー譜面は無料でお配りしているのでこの動画のJohn Scofieldのギターソロ演奏こちらよりお気軽にご連絡くださいね^^ジョンスコフィールド氏のギターサウンド中毒にご注意を!!(笑)
▼ジョンスコフィールド / Softly As In A Morning Sunriseのギターコピー譜面はこちらよりダウンロードが可能です。
(John Scofield Softly As In A Morning Sunrise / Free Transcription is available here.)
今回取りあげたジョンスコフィールド氏のコピー譜面(ジョンスコフィールド / Softly as in A Morning Sunrise)の参考音源はこちらです。