今回のジャズギターレッスンブログは前回の「ジャズギターハーモナイズ術 Green Dolphin St. 1」から引き続き、セッションなどではおなじみのジャズスタンダードナンバーであるOn Green Dolphe Streetetを通じてコードによるメロディーハーモナイズ術をご紹介したいと思います。
後編となる今回はCセクションを確認していきます。
ではOn Green Dolphin StreetにおけるCセクションの構成から確認しましょう。
On Green Dolphin St. 楽曲の構成
ソングフォーム | A–B–A–C |
構成 | ラテン(Aセクション) スウィング(B&Cセクション) |
調性 | E♭メジャー |
Cセクション
*NOTE : Cセクションは通常Bセクションを演奏した後にAセクションの8小節を再び演奏するため、譜面の表記にあるCセクションの小節数に8をプラスしてご説明していきます。
25小節 Key of E♭のⅡから7度をオンベースに移動
26小節 Ⅶm7♭5 – Ⅲ7となるコード進行は続く27小節のCmへのⅡ – Ⅴ
27小節 25小節目と同じ動き
28〜31小節 28小節目では♯Ⅳm7♭5 – Ⅶ7となり、ここから循環でⅢ – Ⅵ – Ⅱ – Ⅴ – Ⅰとなる。
32小節目のⅡ – Ⅴは楽曲が終止する場合演奏しません。
また今回のOn Green Dolphin Streetにおけるソロジャズギターアレンジは、納 浩一さんの「ジャズスタンダードバイブル」に記載されているコード進行に基づいているため29〜30小節のコード進行であるGm7 – C7 – Fm7 – B♭7が3回繰り返されたのち終止する形となります。
それでは続いて、譜面と音源を確認してみましょう。