こんばんは。
次回のオンライン・サロン講義に向けてKurt Rosenwinkel氏の演奏する「Segment」の採譜をしました。
指板の動きなどはYouTubeの動画を参考にしてください。
ちなみにKurt Rosenwinkel氏の演奏する「Segment」の完全コピー譜面は以下のリンクにて購入が可能です。
とにかく分かりやすいソロ
Charlie Parker作曲の「Segment」はB♭ マイナー・キーにて構築された楽曲で、Kurt Rosenwinkel氏のデビュー作となる「Intuit」に収録されています。
肝心のアドリブ・アプローチですがとにかくありのままにアウト・アプローチを挿入してくるのが特徴で、先ほど挙げたKurt Rosenwinkel氏のデビュー盤「Intuit」は大変わかりやすく…といいますか、解析しやすい形で「アッパー・ストラクチャー・トライアド」などの技法を展開しています。
意外にもギター的な演奏
Kurt Rosenwinkel氏といえばピアノ演奏も得意とすることで有名です。
今回のKurt Rosenwinkel氏のデビュー盤「Intuit」にて織り成されたアドリブ・ソロを採譜して気になった点はいくつかありましたが、中でも気になったのがギター的な演奏だったというポイントです。
先述したKurt Rosenwinkel氏のソロ・トランスクライブ動画でもその感じが伺えるかと思います。
「Kurt Rosenwinkelもコード・フォームから着想を得るんだなー」とか考えながら採譜してました。
音源からフォームを想定するのは至難の業ではありますが、スライド奏法などのスラーを交えてくれるとかなり断定しやすいです。
それに3コーラス付近からの怒涛のハイ・ポジション中心のアドリブ・ソロも音色とプレイ・アビリティの2つの観点から断定がしやすいかと思います。
久しぶりにギターのトランスクライブでしたが、なかなか収穫できたかな。