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2016.10.01.Sat

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Kurt Rosenwinkelのギターアドリブフレーズ研究 5

今回のジャズギターレッスンブログではKurt Rosenwinkel氏のギター アドリブフレーズを研究/分析していきたいと思います。

今回のKurt Rosenwinkel氏によるギター アドリブフレーズはKurt Rosenwinkel氏の初期作「The Next Step」に収録された「Minor Blues」というE♭マイナーの楽曲をピックアップしKurt Rosenwinkel氏のギターアドリブフレーズを研究していきます。

Kurt Rosenwinkel研究 参考盤

それでは今回のKurt Rosenwinkel氏のギター アドリブフレーズを確認してみましょう。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | 参考譜面

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E♭マイナーのブルースでありながらAM7 – Am7とフックを効かせてE♭マイナーへ向かっていく少し変わった曲構成となっています。

今回はAM7とAm7上での展開を研究していきます。

add9アルペジオでのアドリブフレーズ展開

1小節目ではAの1-2-3-5の音のみをピックアップしたAadd9音型でのアプローチとなっています。9thがミックスされたAトライアド捉えると良いと思います。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | Add9音型

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9thが加えられたため非常にソリッドで透明感のあるフレージングとなっています。






5度インターバルのアドリブフレーズ展開

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | 5度積みフレーズ

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アドリブフレーズ序盤の5度音程積みはJonathan Kreisberg氏やMike Moreno氏などがよく使うフレーズビルドですね。

コードの挿入

アドリブフレーズ2小節目ではAマイナーへとアドリブフレーズを転化しKurt Rosenwinkel氏はアドリブフレーズを展開しています。しっかりとコードを追いかけていますね。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | マイナーアプローチ

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2小節2拍目ではD7の音使いが確認できます。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | D7の挿入

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3連符でのアドリブフレーズビルドで1拍づつしっかりと音型/展開を捉えているKurt Rosenwinkel氏のリズミックな歌使いを確認することができます。

Aマイナー上でD7の要素を混ぜ込むことでAドリアンのサウンドを表現することができます。D7の3度音であるF♯音がフックとなりフレーズに浮遊感をもたらすことが出来ます。






ペンタトニックスケールでの分析

これまで過去数回にわたってKurt Rosenwinkel氏のアドリブフレーズの研究をしてきましたが、ペンタトニックスケールでのKurt Rosenwinkel氏のアドリブフレーズの分析は重要なものと物語っているかのように結構な回数で取り上げてきトピックスです。

1小節目はAadd9でのアドリブ展開と解説いたしましたが、Aadd9をディグリーで数字化すると1-2-3-5となり、これはAメジャーペンタトニックスケールの断片と判断することができます。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | メジャーペンタトニック

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2小節目はAマイナー7でのアドリブフレーズ展開でしたので、こちらはAマイナーペンタトニックスケールでのアドリブ展開と解釈することができます。

Kurt Rosenwinkelのギター アドリブフレーズ研究 | マイナーペンタトニック

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大きなペンタトニックスケールをあえて4音に絞り込んだり、アッパーストラクチャーとのミックスで単純化を避けています。

Kurt Rosenwinkel研究 まとめ

今回参考にしたKurt Rosenwinkel氏のアドリブフレージングはKurt Rosenwinkel氏の初期アルバムからのフレージングとなっていて現在のKurt Rosenwinkel氏の演奏スタイルにつながる原型とも言えるようなラインです。

Kurt Rosenwinkel氏のギター演奏スタイルに興味のある方は、音使いの内容以外にもフレージングの勢い音色などを参考音源をリスニングしながら学んでみましょう

ギターの音色もかなりエッジの効いたディストーションサウンドとなっているのでコンテンポラリーな雰囲気満載なKurt Rosenwinkel氏のアドリブアプローチが楽しめます。

今回も最後までありがとうございました!

Kurt Rosenwinkel研究 参考資料


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