ギター基礎トレーニングを考えるピッキング編

公開日 2016/05/11
最終更新日 2016/05/18

MUSIC

皆さまこんばんは。
ゴールデンウィークはいかがでしたか？私のゴールデンウィークは連日レッスンの日々でした＾＾
本日は久しぶりにブログを綴っていこうと思います。(なかなかブログを更新出来ずにいて、読者の皆さんすみませんです…)

ギターの基礎トレーニングについて

今回のお題はギター演奏テクニックの向上を図る基礎トレーニングについて。ニュアンスやリズムを伝える両手のフィジカルなトレーニングは演奏での表現においてとても大切なスキルですね。今回のブログでは主に右手のピッキングについて綴っていきます。

私も多くの方のギターレッスンを通じてこの”テクニック”がいかに大切かということを痛感しています。ここでお話しているテクニックとは単に早く弾く早弾きのことだけをお話しているのでは無く、どちらかというとアーティキュレーションやリズムの事をメインにお話していきたいと思います。
ギターのフレージングを一層引き立ててくれるのがアーティキュレーション/ニュアンスの演奏スキルです。滑らかに連結されたレガートなギターフレージングはジャズギターの演奏で特に必要なギター演奏スキルだと私は思います。
ここで参考にしたいのはホーンプレイヤーの滑らかな演奏ニュアンスでジャズギターリストですとJim HallやGilad Hekselmanのレガートな演奏は本当に素晴らしいものがあります。

Adam Rogers氏のギターレッスンビデオ

先日とあるきっかけでAdam Rogers氏のギターレッスンビデオを見ていました。このビデオでのAdam Rogers氏はギターにおける基礎トレーニングを中心にレッスンを進めているのですがセゴビアのダイアトニックスケールのエチュードをピックアップしてギターピッキングのニュアンスを練習するセクションがあります。1音1音のギターピッキングニュアンス(音色)とデュレーション(持続音)を一定に保ったままギターエチュードを演奏するようにと言っています。(またなそんな感じのニュアンスで)

Adam Rogersのギターレッスンビデオより | バッハのトレーニング
Adam-Rogers,アダムロジャース,ジャズギター

このビデオを見て以来、最近ではピッキングニュアンスのみに集中して練習する短いテクニックの練習を練習メニュー/ルーティーンに組み込むことにしました。早々に効果の出るいいトレーニングだと思いますが、セゴビアのエチュードの運指を覚えるのがちょいと面倒くさいです(笑)
気になった方はレッスンにてお話しますので聞いてくださいね＾＾

下記リンクからAdam Rogers氏のギターレッスンビデオの購入ができます。気になった方は是非一度ご覧ください。ピッキングが半端無く美しいです。

Adam Rogers (Technical Studies) 1 | My Music Master Class

エコノミーピッキングの重要性

エコノミーピッキングは3連符などの早いパッセージを演奏する際にとても有効な演奏テクニックです。8分音符主体の演奏と3連符を交えたギター演奏ではソロの色気がだいぶ違います。ギターソロに3連を積極的に入れることでギターソロフレーズのリズムに緩急が生まれメリハリのあるギターソロを表現することができます。このノリ、結構大切です!!

ギターピッキングレッスン動画

過去にギターピッキングに特化させたギターレッスン動画をYoutubeにアップしています。今回のスラーの演奏とは少し違う切り口ですがギターピッキングの正確性や音色の研究、ギターピッキングのスピードの向上などに効果があるトレーニングです。ぜひギターピッキングレッスンの動画を参考に練習していただけると嬉しいです。

過去のピッキング講座動画

ギターピッキング強化計画【1】 | オルタネイトピッキング編